星の欠片が朝日にかき消され 夜が明けると
肌寒い空気も 暖かな日差しに溶け込んでゆく
昇り始めた太陽を振り返りながら 彼は
まだ少し冷たい大気の中 再び歩き始める
一歩一歩 そう まるで風をふみしめるように


- 01. 金色の夜明け -


skさん
Cumulonimbus