道端の神は笑って見ていた
秋の恵みが峡谷を駆け野を巡らば
森は赤丹に、里は満ちて黄金に染まる
畦道を飾るは撓垂れる稲穂
風に混じるは甘美な果の香
道々出会うは無邪気な童子
- 22. 秋津舞う頃 -
夜橲ユウトさん
【
放浪道化
】
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