我が舞えば薄黄色の花が咲く
炎に照らされ 紅く染まりましょうほどに

我が歌えば風が吹き雨を降らせようぞ
風は撫で 雨は慈雨となりましょう

我が出来ることは 今宵は山の幸を持つこと
杯等を持ち寄っては如何か

おぉ、それがよい
きっと、主もお喜びになろうぞ
楽など吹いてくれるやもしれぬ



- 25. 秋の夜長に…… -


鈴声さん