むかしむかしまだモクローがノーマル・ひこうだった頃の話です。
 ある時モクローはパーティに招待されました。でも、周りはみんなきれいなポケモンばかり。自分は地味だとモクローは悩みました。
 そこで少しはおしゃれをしようとモクローは考えたのです。
「フシギダネさん、やどりぎのタネをかしてください」
「あいよ」
 モクローは胸に双葉のリボンをつけると意気揚々と出かけていきました。

 しかし、パーティを楽しんで帰路についた時、モクローは違和感に気づきました。
「あれ……とれなくなっちゃった」

 それからです。
 モクローがくさ・ひこうタイプになったのは。