グランプリ―『たとえばこの大樹のように』
作:No.017さん58ポイント

受賞者コメント:
やってしまった!

主催とはいえ、作品を出している以上こうなる可能性ってあったわけですがいざこうなっちゃうとちょっと複雑な気分です。いや、うれしいんですけどね(^^;

最初はキルリアが円形の舞台で踊ってる絵でも描こうかと思って資料の写真まで撮って準備してたんですが、学校帰りにラーメン食って、電車を待っている駅からガラス張りの床屋が見えて、

ガラス張りのビルからエネコロロ(室内飼)が外を飛ぶ鳥ポケを見てる →  ガスラ張りの塔になぜか螺旋階段(遺伝子のイメージ)があって ミュウツーが登ってる、外をミュウが飛んでる →  螺旋階段じゃなくて樹はどうだろう。人口的に作られたポケモンと自然の象徴の対峙・対話

というようにどんどんアイディアがシフトしていきまして今のイラストに行き着きました。シチュエーションとしては洞窟から広い世界へと足を伸ばしたミュウツーがいろんな世界を見て回るような感じです。樹っていうのはなんかリズムがあるといいますか、今回のテーマ曲の中にある力強さみたいなところとすごくマッチすると思うんですね。そんな部分を感じていただけたなら幸いです。

最後に、絵を見てくださった皆様、そしてこのイラコンに関わってくださった方々にお礼申し上げます。




第2位―『歩み寄る冬天』
作者:夜橲ユウトさん (54ポイント)

受賞者コメント:
まず最初に、投票してくださった皆様有難うございました!

今回聴いた曲で物悲しい雰囲気を受けたので、特に色塗りに気を使った…つもりです。公式等のポケモンの絵は明るい色彩で描かれているので、何処まで彩度を落とすかとても悩みました。

メガニウムの首回りの花の色は何度も塗り直したり(汗)

脳裏にあったコンセプトが「草花の輪廻」だったので、使用ポケモンはメガニウムとセレビィです。

…そう見えるといいのですが(;´Д`)

唯一心残りなのは、ちょっと遠近法にしくじった部分があるところです。次に描く時は今回の心残りの部分を克服したいです。



第3位―『ピアニスト』
作者:サボテリアンさん (52ポイント)

受賞者コメント:
今回のイラコン、非常に難易度が高かったです。だって何でもありなんだもん(笑)

お題が言葉ならイメージが絞れてきますが、音楽だと聴けば聴くほど「カッコいい」イメージがあふれてくる・・・。優柔不断な自分は混乱しっぱなしでした。

締め切り間近でまだ1筆も入れてなかったとき、ただ「カッコよさ」を求める自分に気づいたんです。そこで、全てのイメージを放り投げ「ミスマッチの面白さ」という新機軸をたてたら、ケッキングがピアノを弾いてくれました。

新しいことを試してみる・・・と意気込んでいたので、今回初めて木板にメディウムを盛り付け、絵肌から製作。画材は全て一新し、試行錯誤で何回も塗り重ねて楽しかったです。

そして、このような絵を描き、改めて感じたことがあります。 やはり実物は違うと。 PC画面や印刷物と、実際に描かれたモノとでは何かが違いますね。皆さんも美術館に足を運んで実物を見ることをお勧めしますよ。新たな発見があるかも・・・。

最後ですが、たくさんの感想をいただき、とてもうれしいです。そして、絵を見てくださった皆さん、主催者のNo.017さん、ありがとうございました。




第4位―『始まりの木』
作者:鳥使いLANGEさん (44ポイント)

受賞者コメント:
...入賞!? 本当ですか??
実際に結果発表を見ても、信じられない気持ちでいっぱいです。コメントなんてそんな大それたものを...(絵を描く方が気が楽です〜)

何を書いていいのか良く分からなくて、無い知恵を絞った挙句、ブログで製作過程を公開しながら作画を行っていた事を思い出し、メイキングのページを作って見ました。どんな風に、何を伝えようとしてこの作品を描いたのか、製作日記的な形でまとめました。(こちら)
こんな描き方をしている人もいるんだと、なにかの参考になれば幸いです。

改めて思い返しても、試行錯誤の連続でしたし、反省ばかり浮かびます。でも、この作品に取り組む事で、自分なりに新たな発見と、次へ前進するための切っ掛けになったと思っています。

最後に、投票してくださった皆様、コメントを下さった皆様に、心から感謝申し上げます。




第5位―『上昇気流に乗って』
作者:コマンドウルフさん (42ポイント)

受賞者コメント:
いやぁ、自分の作品が5位入賞までいくとは… ポイントを入れていただいた皆様ありがとうございます。指摘もされていましたが、テーマ曲とこの作品が合っているかについては自分も微妙に思っています。初めはルギア1体のみでした、それから締め切り日までに作れるだけ作ってみました。

結果、曲の感じとズレが生じていったというか…難しいところですね。曲を聴いてイメージで作品を作ることで得た経験を次に生かしていきたいです。




作曲者特別賞―『雨の中はいつも暗闇』
作者:白兎 ぴかさん (27ポイント)

作曲者 居月ナオ様 よりコメント:
色彩のイメージと作品の持つモチーフが僕の作曲のイメージと一番あっていました。作画も上手ですよね。雨の表現とか配置のセンスとかすばらしいと感じました。

受賞者コメント:
うわわわ・・っなんてことですかー・・自分の作品が賞を受賞するとは・・曲を聴いたとき頭の中で浮かんだのが雨の中の悲しいイメージだったので、私の好きなシャワーズを描いてみました。自分的にこういう切ない曲が大好きなので、ノリノリで描いていたのはいいんですが、雨の表現が難しく、色々と困りました。切ない気持ちや悲しい気持ちを乗り越えてこそ新しい感情が生まれてくる・・とそんな感じの気持ちが絵にこもっていたら嬉しいです。心の中のものを絵にすべて表現するのって難しいです。このイラストコンテストは自分の未熟さをさらに感じさせて下さいました。

最後に投票してくださった方々、どうも有難う御座いました。そして居月ナオ様、わたしの絵に賞を下さり有難う御座いました。